ハシセンの歴史

History

日本初の人工皮革ゴルフ手袋を共同開発するなどゴルフ手袋業界をリードしてきたハシセン。香川県東かがわ市に手袋産業の種がまかれて130年、ハシセンは手袋業界の発展と共に歩んできました。「不易流行」のもと研究と努力を積み重ね、現在までに国内外50以上のブランドの手袋をOEM・ODM生産。また世界で活躍するトップアスリートのパフォーマンスを支えています。

東かがわ市が手袋産業の地となった理由

EPISODE ZERO

香川県大内郡白鳥村(現・東かがわ市白鳥)で僧侶をしていた両児舜礼(ふたごしゅんれい)氏が1886年に同村の女性と大阪へ駆け落ちし、生計を立てるためにメリヤス手袋の製造に携わるように。1891年、舜礼は従兄弟の棚次辰吉(たなつぐたつきち)らを大阪へ連れて行き事業を拡大しますが、翌年病で急死し、棚次氏が遺業を継承。棚次氏は1899年に帰郷し、衰退期にあった製塩業従事者救済のため手袋製造所を設立。1914年の第一次大戦時、ドイツに代わる手袋生産国として日本に大量注文が入ったことで東かがわ市に多くの手袋工場が設立され、手袋産業の地としての歴史が始まりました。

参考サイト:⽇本⼿袋⼯業組合

沿革

1927年 香川県大川郡白鳥町(現・東かがわ市)にて創業
創業者・橋本千五郎
1953年 同地で「有限会社橋千商会」を設立
ドレス手袋製造開始
1963年 ゴルフ手袋製造開始
1965年 株式会社橋千商会へ改組
1966年 ゴルフ手袋の製造を本格的に開始
1971年 橋本康男が2代目社長に就任
1975年 本社新社屋移転
日本初の人工皮革のゴルフ手袋を製造開始
1988年 韓国でゴルフ手袋の委託生産開始
1992年 株式会社ハシセンへ商号変更
本社社屋が新築落成
1993年 天津橋千服飾有限公司設立
1994年 天津橋千服飾有限公司操業開始
1995年 インドネシアでゴルフ手袋委託生産開始
キャリングケース・携帯電話ケース事業開始
2003年 中国青島市でゴルフ手袋委託生産開始
2005年 人工皮革ゴルフ手袋の特許取得
2007年 介護用安全ベルト開発(香川大学との産学官共同プロジェクト)
ISO9001:2000認証取得
2009年 橋本庄市が3代目社長に、橋本康男が会長に就任
ベトナムでのゴルフ手袋委託生産開始
2010年 ファッションバッグ事業開始
2015年 本社工場増改築
2016年 ファッションバッグでもISO9001認証取得
2023年 橋本正光が4代目社長に、橋本庄市が会長に就任
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